人に頼ることが、どうしても苦手でした

02. HSP

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人に頼ることが、どうしても苦手でした

昔から、
人に頼ることが苦手でした。

「これ、お願いしてもいい?」

「ちょっと教えてほしいんだけど」

そんな何気ない一言が、
私にはなかなか言えませんでした。

困っていることがあっても、
できるだけ自分で何とかしようとする。

誰かに頼るくらいなら、
自分が少し大変な思いをした方がいい。

ずっと、そんなふうに考えていました。

でも、社会人になってから、
その考え方を変えなければならない場面が増えました。

学生時代から、人に聞くことが苦手でした

学生時代、
分からないことがあっても、
先生や友達に質問するのが苦手でした。

教科書を何度も読み返したり、
自分で調べたり。

誰かに聞けば、
すぐに解決することだったかもしれません。

でも、その一言が言えませんでした。

「今、忙しいかもしれない」

「こんなことも分からないの?と思われるかな」

「迷惑だったらどうしよう」

そんなことばかり考えていました。

相手がどう思うかは、
聞いてみなければ分かりません。

それなのに、
頼む前から悪いことばかり考えて。

結局、
何も聞けないまま、
ひとりで何とかしようとしていました。

社会人になっても、頼れませんでした

社会人になってからも、
その癖は変わりませんでした。

仕事で分からないことがあっても、
まずは自分で調べる。

調べても分からなければ、
もう一度調べる。

それでも分からなければ、
別の方法を探してみる。

気づけば、
かなりの時間が過ぎていることもありました。

もちろん、
自分で調べたり、考えたりすることは、
仕事をするうえで大切だと思います。

でも、私の場合は、
必要以上にひとりで抱え込んでいました。

誰かに質問することで、
相手の手を止めてしまうのが怖かったのです。

そして、もう一つ。

「仕事ができない人だと思われること」も、
本当に怖かった。

こんなことも分からないのか。

何度も質問して、面倒な人だと思われないかな。

そんな不安が、
いつも頭のどこかにありました。

自分が我慢するだけでは、済まなくなりました

でも、社会人になって、
少しずつ気づいたことがあります。

仕事では、
自分が我慢していれば済むとは限らない。

ということです。

分からないことを、
分からないままにしておく。

聞くのが怖いからと、
何時間もひとりで悩み続ける。

そうしているうちに、
自分の仕事が進まなくなってしまいます。

場合によっては、
周りの人の仕事にも影響が出てしまう。

学生時代のように、
自分が困っているだけでは済まない場面が、
増えていきました。

嫌われたくない。

迷惑をかけたくない。

仕事ができないと思われたくない。

そんな気持ちは、
もちろんありました。

でも、
それを理由に質問しないことで、
かえって迷惑をかけてしまうかもしれない。

そう考えると、
いつまでも頼ることを避けてはいられませんでした。

勇気を出して、頼ってみました

あるとき、
どうしても自分だけでは解決できず、
人に聞かなければ仕事が進まないことがありました。

正直、怖かったです。

今、質問しても大丈夫かな。

忙しいところを邪魔してしまわないかな。

こんなことも知らないのかと、
思われないかな。

いろいろ考えました。

それでも、
仕事を進めるためには、
聞くしかありませんでした。

思い切って、
「少し教えていただけますか」と
声をかけてみました。

すると、
相手は優しく対応してくれたのです。

私が心配していたような反応ではありませんでした。

もちろん、
誰もがいつでも快く対応できるわけではないと思います。

忙しいときもあれば、
質問するタイミングを考えた方がいい場面もあります。

それでも、
実際に頼ってみて初めて、
分かったことがありました。

頼る前に想像していたことと、
実際の相手の反応は、
必ずしも同じではない。

それは、
私にとって大きな経験でした。

頼られる側になって、気づいたこと

そして、社会人になってからは、
自分が誰かに頼られることもありました。

「ちょっと教えてもらえますか」

「これ、分かりますか」

そう声をかけてもらえたとき。

私は、
嫌だとは思いませんでした。

むしろ、
頼ってもらえたことが嬉しかった。

自分の知っていることが、
誰かの役に立つ。

それが、
素直に嬉しかった。

その経験をしてから、
少し考え方が変わりました。

私はずっと、
誰かに頼ることは、
相手に負担をかけることだと思っていました。

でも、
頼られることを嬉しく感じる人もいる。

少なくとも、
私自身はそうでした。

もちろん、
誰もが必ず同じ気持ちだとは限りません。

それでも、
頼ることを必要以上に悪いことだと
考えなくてもいいのかもしれない。

そう思えるようになりました。

今でも、何度も頼ることには抵抗があります

とはいえ、
今では何の迷いもなく人に頼れるのかというと、
そうではありません。

今でも、
誰かにお願いするときは、
いろいろ考えてしまいます。

特に、
一度頼ったことがある人に、
もう一度お願いするとき。

「また私か、と思われないかな」

「嫌がられないかな」

「仕事ができない人だと思われないかな」

そんな不安が、
頭をよぎります。

一度優しく対応してもらえたからといって、
すべての不安がなくなるわけではありませんでした。

それに、
何でも人に頼ればいいとも思っていません。

まずは自分で考えてみること。

できる範囲で調べてみること。

相手の状況や、
負担になりすぎていないかを考えること。

そうしたことも、
大切にしたいと思っています。

ただ、
ひとりで抱え込んで仕事が止まってしまうほど、
無理をする必要はない。

今は、そう考えています。

頼ることも、仕事の一つなのかもしれません

昔の私は、
誰にも迷惑をかけずに、
何でも自分でできる人になりたいと思っていました。

でも、社会人になって、
ひとりではできないことがあると知りました。

分からないことを教えてもらう。

自分が知っていることは、
誰かに伝える。

必要なときには、
お互いに力を借りる。

そうやって、
仕事が進んでいくこともあります。

頼ることは、
単に自分が楽をするためだけではありません。

仕事を円滑に進めるために、
必要なことでもあるのだと思います。

もちろん、
今でも質問する前には緊張します。

それでも、
昔のように、
頼ること自体を避け続けるのはやめたい。

そう思っています。

以前の私は、
自分の気持ちを相手に伝えることがとっても苦手で。
こちらの記事でも綴っています。
→【“大丈夫”じゃないのに、笑ってた】

最後に

人に頼ることが、
どうしても苦手だった私。

誰かの手を止めることも、
迷惑をかけることも、
自分の評価が下がることも怖くて。

何でもひとりで抱え込もうとしていました。

でも、
社会人になってから、
それでは仕事が進まない場面に出会いました。

勇気を出して頼ってみたら、
優しく対応してもらえた。

反対に、
自分が頼られることの嬉しさも知りました。

その経験が、
少しずつ私の考え方を変えてくれたのだと思います。

人に頼ることが得意になったわけではありません。

同じ人に何度もお願いするのは気が引けるし、
相手にどう思われるかも気になります。

それでも、
何でもひとりで頑張ることだけが、
正しいわけではない。

今はそう思っています。

自分でできることは、
できるだけ自分でやってみる。

それでも難しいときには、
誰かの力を借りる。

そして、
自分が頼られたときには、
できる範囲で力になりたい。

そんなふうに、
人との関わり方を少しずつ変えていけたらと思っています。

「こんな人間もいるんだ」
「こんな考え方もあるんだ」

そう思ってもらえるだけで、構いません。

あなたが少し安心できる材料になれたら、嬉しいです。

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