不安をなくそうとしなくていい、という考え方~人の体調に敏感なあなたへ~

03. 嘔吐恐怖症

🌿
不安を感じるたびに、
「考えちゃダメ」「落ち着かなきゃ」
そう自分に言い聞かせていませんか。

──────

私も、ずっとそうでした。

不安が出てきた瞬間に、
なんとかして止めようとして、
頭の中で必死にブレーキをかける。

でも、そうすればするほど、
なぜか余計に不安が強くなり、
苦しくなっていきました。

──────

私は、ある出来事をきっかけに、
人の体調や様子に強く反応するようになりました。

詳しい経緯については、
こちらの記事で書いています。

➡【私が嘔吐恐怖症になったきっかけ】

──────

それ以来、
不安を感じるたびに、
「こんなことで不安になるのはおかしい」
「気にしすぎだ」
「私はなんて弱い人間なんだろう」
そうやって、自分を責めていました。

──────

不安にならないようにしなきゃ。
普通でいなきゃ。

そう思えば思うほど、
不安はどんどん大きくなっていった気がします。

不安を感じた瞬間に、
それを「ダメなもの」「消すべきもの」
として扱っていました。

──────

でも、
不安を感じることは、
弱さでも、悪いことでもありません。

不安は、敵ではありません。

不安は、
「危険かもしれないよ」
「少し慎重になったほうがいいよ」
と教えてくれるサインでもあります。

不安とは、
自分を守るために現れる感情なのです。

──────

ただ。
強い不安が続いている時には、
実際の危険よりも大きく反応してしまうこともあります。

私にとって大切だったのは、
不安を否定せず、それだけで現実を決めつけないことでした。

──────

特に、
周りの変化に気づきやすい人、
人の視線や空気に敏感な人ほど、
不安を感じやすい傾向があります。

「不安=悪」ではありません。

むしろ、
それだけ周囲をよく見て、
自分を守ろうとする力が強いということ。

──────

今の私は、
不安がゼロになったわけではありません。
今でも、不安になることはあります。

正直に言うと、
逃げられない状況で不安が強くなると、
今でも動悸や震えが止まらなくなることがあります。

満員電車で、
隣の人が具合悪そうにしていたら、
今でも頭が真っ白になることもあります。

──────

私の不安は、
きっと今後も消えることはありません。

ただ、
向き合い方を変えたことで、
少しずつ楽になっていきました。

──────

私は、
不安を消そうとするのではなく、
深呼吸をしながら、ゆっくり、
こんなふうに考えるようにしています。

・今感じている不安そのものが、ただちに危険を意味するわけではない
・不安が強くても、今まで私は何度も乗り越えてきた
・この感覚は、必ず波のように引いていく
・この場から逃げられなくても、壊れることはない
・今すぐ答えを出さなくてもいい
・私と同じ状況下にいる人が、周りに何人もいる。私一人じゃない
・同じような不安を抱える人は、私だけではない

──────

不安を消そうとするよりも、
今この状況は、危険ではないと冷静に理解する。

それだけで、
少しずつですが、
不安に飲み込まれにくくなりました。

不安がなくならなくても、
生きていくことはできます。

私は、
そう思えるようになっただけで、
少し楽になりました。

──────

この記事を読んで
「そういう考え方もあるんだな」
そう思ってもらえるだけで十分です。

もし途中で、
読むのがつらくなったら、
そっとこのブログを閉じてくださいね。

あなたの心が、一番大切です。

──────

不安を感じるあなたは、
間違っていません。

必死に、
自分を守ろうとしているだけ。

この場所が、
少しでも安心できる場所になれたら、
それだけで嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました